2011年5月22日日曜日

Fedora 15 で GNOME shell

自宅の開発環境(ThinkPad X301)に、Fedora 15 をインストールして、GNOME shell を使い始めたので、少し感想などメモです。

■ログイン後の画面が極めてシンプル
デスクトップには何もアイコンが表示されず、ランチャーやタスクバーも無いので、まだログイン処理途中かな?と思うほどシンプルです。

■操作性
カスタマイズ可能かもしれませんが、デフォルトではデスクトップでのマウス右クリックメニューがありません。
画面左上の Activities をクリックすると左端にランチャーが現れます。わたしとしては、何は無くともターミナルを起動したいのですが、デフォルトでは、このランチャーにはターミナルが登録されていません。で、Applications をクリックすると、やっとアプリケーションのアイコンがずらっと表示されます。不便なので、まっさきにターミナルをランチャーに登録しました。登録方法は、Drug & Drop で出来て nice です。
しばらく試していれば気がつくのですが、Activities をクリックしなくても、マウスポインタを左上隅に持っていけば、ランチャーが出てきます。しかし、実は Windows キーを押すのが一番便利(快適!)に思いました。複数ウィンドウ表示中に、Windows キーを押すと、縮小された各ウィンドウが横に並べて表示され、ウィンドウ選択がとてもスムーズに行えます。これは、わたしは気に入りました。

■最大化ボタンが無い
デフォルトでは、ウィンドウの最大化ボタンと最小化ボタンがありません。gnome-tweak-tool を追加インストールすれば追加できました。やっぱりあったほうが便利に感じました。

2011年5月20日金曜日

CentOS 5.6 のトピックス

CentOS 5.6 で新たに追加された機能等の、自分用メモです。
(重要事項)
■ベースの RHEL5.6 で、ext4 が正式サポート
わたしは誤解していて、もうとっくにサポートされているかと思っていて、自分の管理している小規模サーバ(CentOS 5.5 を利用)の全ての領域で、ext4 を使ってしまってましたが、レッドハットが使い物になる(一定水準以上になった)と判断したのは 5.6 なわけですね。ただ、RHEL6 のリリースもあったし、政治的な判断もありはしないか?という気もします。が、知る由もなし。現在そのサーバは 5.6 にアップデート済みです。

(リリースノートには書かれていないが目に留まったもの)
■bonding 経由の netconsole サポートの追加
以前にこの blog で、bonding 経由で netconsole は動かないと書きましたが、ちょうど mainline に入って、バックポート作業中だったようで、5.6 にパッチが入ってました。ただ、この周りの修正により、幾つか重大バグが起きたようで、Errata(2.6.18-238.9.1.el5)で修正が入っていました。
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